代理母って知ってますか? 国内では、倫理的に認められていなくて法的に許されていないけど、 他人の卵子と精子との受精卵を育てて産んであげる女性のことを言うんです。 その行為がいいか悪いかは別として、代理母が他人の受精卵を受け入れるところも「子宮」です。 人の臓器の中で、他人のものを拒否反応も示さずに受け入れるなんて、 子宮のほかの臓器ではありえないことです。 誰のものでも受け入れてしまうってすごいと思いませんか? また、これだけ医学が進歩した時代でも、人工心臓はあるけど人工子宮はないんです。 体外受精はできるけど、それを育てる人工子宮はない。 だから、子宮がなかったり働かないときは、代理母に子宮を借りるしかないんです。 筋肉でキュッと絞まった子宮の狭さ。実はあの狭さがいいんです。 もっと広いところだったら、赤ちゃんものびのびできていいだろうにと思うけど、 赤ちゃんは狭いところの方が好き。いつもまわりから触れられているから安心できるんです。 それに、ほどよく狭くて赤ちゃんがあまり動く必要がないから、 限られた酸素や栄養で生きていくことができるんです。 これを、人工子宮でやろうとすると、赤ちゃんが途中で死んでしまう。 赤ちゃんの成長に合わせて子宮の大きさや羊水の量を微妙に変化させていく、 その絶妙の感覚は人工的には作れない。 私たちのカラダには、まだまだわからないことがたくさんあります。 つわりの理由もよくわからないし、どういうメカニズムで陣痛が来るのかさえもわからない。 陣痛促進剤を使っても反応しないこともあるし、 「この日に生まれて!」と願ってると、その日に生まれくれたりする 。 いくら好きな人と出会っても、タイミングが合わないとうまくいかないように、 子宮とうまくリズムが取れていないと、うまくいかないことって多い。 そこには、きっと科学では証明できない何かがあるんでしょう。
さて「排卵」は、いつ起こるか知っていますか? 生理と生理の間くらいと思っている人が多いと思いますが、 人によって生理の周期はまちまちなので、必ずしも真ん中ではありません。 排卵後の14日目に生理があると思ってください。 つまり、28日周期の人は真ん中くらいだけど、 60日周期の人は46日目くらいに排卵があるということです。 生理が終わって「排卵」まで、女性はエストロゲンというホルモンが出ます。 このエストロゲンは肌に潤いを持たせるとか、脳を活発にする働きがあります。 そう、この期間の女性はとっても美しくて賢くてステキなんです! それは♂を呼ぶための期間だといえます。 動物だったらきっと臭いとかがして、周りを発情させる期間なんでしょうね。 そして「排卵」が起きて、ヒダヒダとネバネバで、精子をしっかり捕まえる。 それが叶えば、そのあとに他の男がやって来ちゃったら大変だから、 排卵後はプロゲステロンというホルモンが出てきて、逆に気分はダウン気味になり、 体温も上がって体がダルくしんどく出かけるのもおっくうになります。 それは、カラダが赤ちゃんを迎える準備期間に入るからなんですね。 このように、女性のカラダは基本的に命をつなぐようにできています。 そんなこと言われても、まだ生む気なんかないよという声が聞こえてきそうだけど、 子宮があって、膣のヒダヒダがあって、おりものがあって、生理があって そのカラダはいつでも命をつなげるように準備が始まっているのです。 もちろん、だから生みなさいって言ってるんじゃありません。 逆に高校生なんだから、まだ生んじゃダメとも言うつもりもありません。 ただ、骨盤の中心に大切に守られている「子宮」がある女性のカラダについて、 女性にも男性にも、ゆっくり考えてみてほしいなぁって思っています。