ヒトの体には自己と非自己を見分けて、他者を拒絶する免疫というしくみが備わっています。
ところが子宮は、他者の受精卵でも育ててくれる例外的で特別な臓器です。
自分でも他人でも、国や人種や人格や性格が違っていても、子宮は争うこともなく、
だれの受精卵でも分け隔てなくそのまま受け入れて育んでくれるのです。
赤ちゃんって狭い子宮の中で窮屈でかわいそうと誤解されることがありますが、
限られた酸素と栄養のなか、その狭さが命をつないでいます。
そっと温かく包んでくれる距離感が、
いつも触れていてくれる安心できて心地よい空間をつくっているのです。
大人でも、つらいことや悲しいことがあったとき、
まるで子宮の中の赤ちゃんと同じ姿勢で、布団をかぶって丸まって寝ていることがあります。
これを胎児姿勢というのですが、命が育まれる原点だった子宮環境の心地よさは、
私たちには一生残っている感覚なのでしょう。
なかなかわかりあえない相手でも、
無理に説得しようとしたり、わかりあえないと嘆いてみたり、
力でねじふせようとするのでなく、まずはそのまま受け入れてみる。
そんな子宮的なあり方が、今の時代、男女を超えて、望まれているのではないでしょうか。
子育てでも子宮に学ぶことがたくさんあります。
とにかく、親は子宮のように子を絶対的に受け入れる安全地帯であってほしい。
子どもたちがそんな安心感のもとで、育ってゆければ、
途中で回り道をしても、きっとまた次の世代を受け入れてくれる。
他人を受け入れるには、自分が受け入れられた経験が大切です。
そんな受け入れの連鎖が永遠につながっていってほしいです。
竹内正人は子宮的生き方をお勧めします。

“しきゅうちゃん”はなんでもそのまま受け入れてくれる子宮をイメージ化したキャラクターです。
命を育む子宮と、すべての命を支える地球はつながっています。「子宮に優しい地球を!」